野茂 生き残りへコーチが“評価”

[ 2008年3月20日 06:00 ]

 中継ぎで開幕メジャーを目指すロイヤルズの野茂は、午前8時半からブルペン入りし、29球を投げ込んだ。マクルア投手コーチは、アリゾナの乾燥した気候で打球が飛びやすいことやオープン戦12イニングで13三振を奪っていることを指摘。「これから何かが上達することはあり得ないが、持てる力を存分に発揮してほしい。中継ぎや抑えで残る可能性は十分ある」と話した。オーナーを務めるNOMOベースボールクラブはスポニチ大会初戦で強豪・日産自動車を撃破しただけに自身も負けられない。

 【ロイヤルズ5-6カブス】≪薮田 最長1回2/3無失点≫ロイヤルズ・薮田は7回から登板し、今季最長の1回2/3を投げて2安打無失点。WBC日本代表だった福留との対戦はなかったが「腕を振った中で変化球を低めに集めることができました」と満足げに振り返った。14日レンジャーズ戦での1回4失点を含め8試合で防御率8・31と精彩を欠くが、あくまでオープン戦。開幕へ「試合は残り少ないですが、自分の形を完ぺきにしたい」と話した。

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2008年3月20日のニュース