桑田 5試合目で初失点も“前進”

[ 2008年3月20日 06:00 ]

<レッズ・パイレーツ>9回裏に登板し初失点はするもまずまずの投球内容だった桑田

 【パイレーツ8-4レッズ】パイレーツの桑田がレッズ戦に5番手として5点リードの9回から登板、オープン戦5試合目で初失点を喫した。先頭のカブレラに右翼線二塁打を許すと進塁打、内野ゴロとアウト2つ奪う間に1点を失った。それでも「真っすぐがよかったので単調にいきすぎた。点を取られない投手はいないんですから」と常時140キロに達した直球に暗さはなかった。2死から許した右前打もシュートでバットを折り、打球の勢いは完全に殺していた。

 前日に5投手が、試合前には先発候補のバンベンショーテンが3次カットで姿を消した。残る投手は20人で、桑田は未確定の中継ぎ4枠を12人で争っている。「今まで通り一生懸命やって、後は上が決めることですから」。桑田は悲願の開幕メジャーへラストスパートを誓った。

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2008年3月20日のニュース