三浦 抜群の制球でバット4本へし折る

[ 2008年2月22日 06:00 ]

 横浜のエース三浦が初登板のシート打撃で打者のバットを次々とへし折った。主力13人と対戦し、安打性の当たりは2本。直球は最速134キロながら、切れ味鋭いスライダー、シュートで仁志、石井琢、吉村、武山のバットを4本へし折る快投に「調整は順調。変化球は良い軌道だったので手応えを感じた」と笑顔を見せた。変化球の制球力は“ハマの番長”の生命線だ。吉村をカーブで空振り三振に仕留めるとスライダー、カットボール、シュート、フォークを左右高低に狂いなく投げ込む姿に、野村投手コーチも「制球力に自信があるから内にしっかり突ける」と目を細めた。オープン戦2試合の結果で開幕投手を決める寺原との“ガチンコ勝負”に向け「(6連敗中の)開幕の借りは開幕でしか返せない」と闘志満々だった。

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2008年2月22日のニュース