マイペース涌井 2回2失点でも平然

[ 2008年2月22日 06:00 ]

紅白戦・2回になってもなかなか制球が定まらず、ボールを見る涌井

 西武の開幕投手候補・涌井が紅白戦に初先発。初回に3安打で1死満塁として中村に死球、上本に四球と2者連続押し出し。2回4安打2失点の結果にも本人は「投げるバランスが良くて、直球も指にかかっていた。押し出しははいつでも修正できますから」と平然。直球は最速145キロをマーク。昨年12月の北京五輪アジア予選でロッテ・小林宏から教わったスライダーにサークルチェンジも試投した内容に渡辺監督も「直球の力もあったし、あとは精度を上げていけば」と問題なしを強調した。

 今後は3月7日オリックス戦(京セラドーム)、同14日楽天戦(西武ドーム)の2試合に先発予定で開幕に照準を合わせる。若きエースは開幕の印象について「観客が少し増えるくらいのイメージですね」とニヤリ。あくまでマイペースを貫き、初の大役に挑戦する。

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2008年2月22日のニュース