寺原VS番長!横浜開幕争奪2番勝負だ

[ 2008年2月14日 06:00 ]

 横浜で開幕投手のガチンコバトルがぼっ発した。斉藤明夫投手コーチ(52)は13日、三浦大輔(34)と寺原隼人(24)の両投手をオープン戦で2試合ずつ登板させ、結果を残した投手を3月28日の開幕戦(対阪神、京セラドーム)に先発させることを明言。5年連続7度目を狙うエースに対し、寺原が“ストップ・ザ・三浦”に名乗りを上げた。

 本命・三浦、対抗・寺原の構図ではなかった。全くの横一線。斉藤コーチは「去年は最初から三浦に決まってたけど今年は違う。2人ともオープン戦で2試合ずつ投げて、その結果を見てから決める」と言い切った。昨年三浦を1勝上回るチーム最多の12勝を挙げた寺原の実績を高く評価。2人をガチンコで戦わせる方針を固めたのだ。
 大役候補に指名された寺原は「(開幕候補と)言われる位置に来たのがうれしい」と笑顔。この日はノースローだったが、工藤とのキャッチボールで師匠から投球フォームの修正点を聞くなど精力的だ。一方、伝え聞いた三浦も「寺原がいい投球をすれば負けたくないし、もっと上を目指します」と闘争心を燃やす。9日に開幕日と同じ球数(328)を投げたのに続く200球の熱投。開幕戦は6戦全敗中だけに不名誉な記録をストップするためにも譲れない。
 2人とも3月6日ソフトバンク戦(ヤフードーム)あたりでオープン戦初登板の予定。中旬の2度目の登板で雌雄を決する。

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2008年2月14日のニュース