ペティット 04年にもHGH使用

[ 2008年2月14日 09:03 ]

 米大リーグ、ヤンキースのアンディ・ペティット投手が2004年にもヒト成長ホルモン(HGH)を使用していたことが13日、分かった。AP通信が報じた。

 「ミッチェル・リポート」で名前を挙げられたペティットは、その後、02年のHGH使用を認めていたが、04年の使用については、明らかにしていなかった。ペティットは04年にひじの手術を受ける前に1日だけ使用したという。
 同投手の弁護士によると、回復を願うあまりにペティットに内証で手に入れた父親からHGHを提供されたが、今回の問題に巻き込みたくなかったので告白が遅れたとしている。

 ≪合流遅れるペティット≫ペティットが14日のバッテリー集合日に合流せず、17日からキャンプに参加することとなった。ペティットは13日に開かれた下院の公聴会に書面での宣誓証言を提供した。キャッシュマン・ゼネラルマネジャーは「少し時間が必要と言っていた。確かにこの冬はいろいろなことがあった」と話した。チーム首脳は7時間にわたるスタッフ会議のため、公聴会のテレビ中継を見ていないという。ジラルディ監督は「フィールドに関心が戻ればいいが、この話題はしばらく続くだろう。これからどう前へ進むかだと思う」と話した。(共同)

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2008年2月14日のニュース