疑惑解明は不発 偽証罪の可能性も

[ 2008年2月14日 09:44 ]

 13日、全米にテレビ中継される中で開かれた米下院の大リーグ薬物使用問題の公聴会。ロジャー・クレメンス投手は薬物使用を否定し、元トレーニングコーチのブライアン・マクナミー氏は注射したと主張。質疑の中で、政府改革委員会委員からの具体的な指摘もなく、疑惑解明は不発に終わった。

 2人は宣誓の上で、反対のことを証言。どちらかがうそをついていることになり、事実が明らかになれば偽証罪に問われる可能性もある。疑惑は決定的にならなかったものの、通算354勝の現役最多勝投手クレメンスの栄光と名声は、微妙な状況に置かれた。(共同)

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2008年2月14日のニュース