心の不調から復活! 絶対女王バイルスが価値ある銅メダル! 女子種目別平均台

[ 2021年8月3日 19:00 ]

東京五輪第12日体操女子種目別平均台決勝 ( 2021年8月3日    有明体操競技場 )

シモーン・バイルス(AP)
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 精神的な不調を訴え、東京五輪を一時欠場していた米国の体操女子の絶対的なエース、シモーン・バイルス(24)が3日、体操の競技最終日に種目別平均台決勝に臨み、14・000点で銅メダルを獲得した。

 バイルスは16年リオデジャネイロ五輪で個人3種目に団体を加えた4つの金メダルを獲得。今大会でも注目されていたが、7月27日の団体総合決勝で最初の跳馬を終えた後、演技を断念。試合後の記者会見で精神的ストレスが原因だったと明かし、「以前のように自分を信じられない。楽しめていない」と涙。その後も29日の個人総合、1日以降の種目別決勝も跳馬、段違い平行棒、床運動と棄権していた。

 金メダルは14・633点で管晨辰(中国)、銀メダルは14・233点で唐茜靖(中国)。中国のワンツーだった。

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2021年8月3日のニュース