平井氏 競泳日本代表ヘッドコーチ退く意向 北島ら育てる 大橋も担当

[ 2021年8月3日 05:30 ]

記者会見する競泳日本代表の平井伯昌監督
Photo By 代表撮影

 競泳の北島康介らを育てた平井伯昌氏(58)が2日、日本水連に日本代表ヘッドコーチ(HC)を退く意向を伝えた。関係者が明らかにした。監督を務めた東京五輪では、担当する大橋悠依(イトマン東進)を女子個人メドレー2冠に導いたが、チームはメダル3つを含む入賞9と振るわなかった。

 08年北京五輪後にHCに就任し、12年ロンドン五輪でメダル11個、16年リオデジャネイロ五輪でメダル7個の競泳ニッポンを率いた。後任は未定。東洋大での指導は続け、代表の強化には何らかの形で関わる見通し。

 平井氏は北島を2大会連続平泳ぎ2冠、リオで萩野公介(ブリヂストン)を400メートル個人メドレー金メダルに導いた。15年からHCと兼務した競泳委員長は6月に退任した。

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2021年8月3日のニュース