卓球男子日本 “勝負手”の張本・丹羽組を投入!準々決勝スウェーデン戦ダブルス

[ 2021年8月3日 10:22 ]

東京五輪第12日 卓球 ( 2021年8月3日    東京体育館 )

準々決勝のスウェーデン戦、ダブルスに臨んだ張本智和・丹羽孝希組(ロイター)

 男子日本は団体戦の準々決勝のスウェーデン戦に臨み、1番手で張本智和・丹羽孝希組を投入。倉嶋洋介監督は勝負手で、強豪との対戦に臨んでいる。

 世界ランキング日本人最上位は、団体戦はシングルス2戦に起用されるのが通例で、エースの張本が例にならって初戦でその役を担った。しかし、このスウェーデン戦は、今大会のシングルスの出場がなく、混合と団体戦のみの出場となる水谷隼がエースの役目を担う。

 初戦オーストラリア戦のダブルスは、丹羽と水谷のサウスポーコンビだった。左と左は動きが重なりやすいために、一般的に不利とされ、世界でも珍しい。初戦のオーストラリア戦も動きが重なる場面があり、課題が残っていた。そのため、倉嶋監督はエース張本をダブルス起用するという勝負手を繰り出したとみられる。

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2021年8月3日のニュース