卓球日本女子、金メダル王手 石川佳純「3人でチーム一丸となって決勝の舞台を楽しみたい」

[ 2021年8月3日 21:48 ]

東京五輪第12日 卓球女子団体準決勝 ( 2021年8月3日    東京体育館 )

女子団体準決勝、香港戦の第1試合を3ー0で勝利した石川(左)、平野組(AP)
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 東京五輪の卓球女子団体準決勝で伊藤美誠(20=スターツ)、石川佳純(28=全農)、平野美宇(21=日本生命)が臨む第2シードの日本が3日、第4シードの香港と対戦し3―0で勝利し、銀メダル以上と3大会連続のメダル獲得を確定させた。

 1回戦のハンガリー、準々決勝の台湾に1ゲームも取らせない完勝で準決勝に臨んだ日本は、第4シードの香港にも3―0の完勝だった。

 第1試合のダブルスで3―0とチームに勢いをもたらした石川は「出足から声を出してリズムに乗って、自分たちのプレーができた。昨日に続いていいプレーができた」と胸を張った。

 第2試合のエース対決を3―1で勝利した伊藤は第2ゲームを落としたことに「出足がちょっと良くなかっただけで、最後の方はしっかり挽回できた」とし「悪くないという気持ちに切り替えることができたので、3ゲーム目はいいスタートが切ることができた」と振り返った。

 そして、第1試合のダブルス勝利に続き、決勝進出に王手をかけたプレッシャーのかかる第3試合のシングルスに挑んだ平野は3―0と相手を寄せ付けなかった。「練習してきたことを発揮することがこの舞台でできていることが凄く自信になる。オリンピックの舞台で戦えていることがすごく幸せ。技術面でも気持ち面でも凄く自信になっている」と、心身ともに充実している。

 日本は銀メダル以上を確定させ、悲願の金に王手をかけた。5日の決勝の相手は中国とドイツの勝者。石川は「決勝の舞台で戦えていることをすごくうれしく思う。この舞台に立てる喜びを感じながら3人でチーム一丸となって決勝の舞台を楽しみたい」と決戦を心待ちにした。

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