乾&吉田組 FR予選4位、メダルへ巻き返し誓う 井村監督「徐々に風向き変えたい」

[ 2021年8月3日 05:30 ]

東京五輪第11日 アーティスティックスイミング ( 2021年8月2日    東京アクアティクスセンター )

アーティスティックスイミング デュエット予選フリールーティン 乾(右)、吉田組の演技
Photo By 共同

 デュエット・フリールーティン(FR)予選で、乾友紀子(30=井村ク)吉田萌(26=ザ・クラブピア88)組が93・9333点で22組中4位だった。3日にテクニカルルーティン(TR)を行い、2つの演技の合計の上位12組が4日のFR決勝に進出。最終順位は3日のTRと4日のFR決勝の合計点で決まる。

 2大会連続メダルを狙う日本ペアのテーマは「進化」で、ロボットが人間に変わる過程を表現。前半の同調性は抜群だったが、中盤以降に吉田がボディーポジションを保てず、乾との高さに差が出た。初日の印象がチームも含めた今大会の流れに影響する。銅メダルを争うウクライナより1・0000点低く、井村雅代監督(70)は「94点以上を狙っていたので少し足りなかった。徐々に風向きを変えたい」と巻き返しを誓った。

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2021年8月3日のニュース