松山 日本ツアー出場3戦連続V目標 首相&大統領とのラウンドは「久々に緊張」と明かす

[ 2017年11月15日 17:03 ]

<ダンロップフェニックストーナメントプロアマ>予選2日間同組でラウンドする尾崎将司(左)と笑顔で話す松山英樹
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 男子ゴルフのダンロップ・フェニックスは16日から4日間、宮崎・フェニックスCCで開催される。世界ランク4位の松山英樹(25=LEXUS)が公式会見に出席した。

 昨年の三井住友VISA太平洋マスターズ以来の日本ツアー参戦となる松山は「(日本ツアーは)1年ぶりなので優勝を目指したい」と日本ツアー出場3戦連続優勝を目標に挙げた。

 そして「来年の4月に良い状態でプレーできるために取り組んでいることがある。やり始めて数週間しかたっていない。その中でどのくらいプレーできるか。結果につながらなくても新しい課題が見えると思うので、楽しみな1週間になると思う」とメジャー初戦マスターズ(来年4月、米ジョージア州)に向けた第1歩とする決意を示した。

 「スイングも、ショートゲームも、パットも全てを試している。今年に入ってドライバーの精度が落ちている。OBの回数を減らさないといけない。アイアンショットも精度が落ちていると自覚している」。前戦の世界選手権シリーズHSBCチャンピオンズ(中国)で50位に終わり「目を背けてきたが、上海が凄く悪かったので、変えないといけないという気持ちが強くなった」と大改造に着手した。この大会が初の実戦投入になる。「うまくいけばチャンスは大きくなるし、悪ければ予選ぎりぎりかな」と感触を口にした。

 今月5日には安倍首相、トランプ米大統領と埼玉・霞ケ関CCでラウンドした。「安倍さんとトランプさんと回って緊張しない人はいない。久々に緊張して1番のティーショットを打った。ぶん曲がって隣のホールに行ったりして、あまり会話はなかったけど(トランプ大統領は)“1980年バルタスロールの青木(功)のパットは凄かった”と言っていた」と大統領とのエピソードを明かした。

 予選ラウンドは尾崎将司(70=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ)、宮里優作(37=フリー)と同組。「優作さんとはいつ以来か忘れたけど、ジャンボさんとは4年ぶりなので凄く楽しみ」と笑顔で話した。

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2017年11月15日のニュース