万引きで逮捕されたUCLAの3選手が上海から帰国 大学側は処分する意向

[ 2017年11月15日 14:57 ]

上海からロサンゼルスに到着したUCLAのリアンジェロ・ボール(AP)
Photo By スポニチ

 全米大学男子バスケットボールの「中国・開幕戦」で遠征中、杭州で万引き容疑で逮捕されていたUCLAの3選手が14日にロサンゼルス国際空港に到着。UCLAが所属するパック12カンファレンスのラリー・スコット・コミッショナーは「中国の捜査当局によって問題は解決済み」と語っており、ようやく“一件落着”となったもようだ。

 宿泊していたホテルに隣接するブランド・ショップで万引きにおよんだのは、NBAレイカーズの注目新人、ロンゾ・ボールの実弟リアンジェロ・ボールのほか、ジェイレン・ヒル、コーディー・ライリーを含めた1年生の3人。UCLAは11日に今季の開幕戦(対ジョージア工科大)を上海で行ったが、逮捕された3人はベンチ入りできなかった。

 チーム本体は試合後に帰国。しかしボール弟らは引き続き取り調べを受けていた。

 AP通信によれば、パック12カンファレンス側は3人に対して出場停止を含めた処分は科さない方針。しかしUCLAのジーン・ブロック学長は「重大な学則違反であるととらえている」と、なんらかの処分を科すことを示唆した。

 なお3人とUCLAのダン・ゲレロ体育局長は15日に質問なしの会見を行う予定。ジョージア工科大を63―60で下して白星発進となったUCLAは19日に今季第2戦(対セントラル・アーカンソー大)を行うが、3人がベンチ入りするのかどうかはまだ明らかになっていない。

続きを表示

2017年11月15日のニュース