スピース 五輪辞退理由は「健康リスク」全英オープン会場で会見

[ 2016年7月12日 21:09 ]

 男子ゴルフで世界ランキング3位の22歳、ジョーダン・スピース(米国)は12日、中南米で感染が拡大するジカ熱など「健康上のリスク」を理由に8月のリオデジャネイロ五輪出場を辞退したと表明した。全英オープン選手権を開催する英国トルーンの会場で記者会見した。

 昨年メジャー2勝のスピースは、ゴルフが五輪で行われることは支持すると強調。「人生で最も困難な決断だった。五輪の開会式やゴルフをテレビで見るのは本当につらい」と心境を語り、2020年東京五輪は最優先で出場する考えを示した。

 112年ぶりに五輪に復帰するゴルフは世界1位のジェーソン・デー(オーストラリア)ら男子のトップ4人が辞退。日本の松山英樹も参加を見送った。(共同)

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2016年7月12日のニュース