宇良「狙った」足取り 182キロの千代丸を送り出し

[ 2016年7月12日 05:30 ]

狙った足取りを決め、千代丸を送り出したた宇良(左)

大相撲名古屋場所 2日目

(7月11日 愛知県体育館)
 十両の宇良が、自分より約60キロ重い182キロの千代丸を、土俵の外に約10メートルも送り出して、ファンを沸かせた。

 業師らしく、立ち合いで懐に潜って右足を両手で抱えた。こうなればしめたもの。投げを打った千代丸の背中に回り力強く押すと、行き場を失った巨体は勢い余って小走りで土俵の外へ。連勝の宇良は「(足取りは)狙った感じです。崩したかった。いいスタートが切れたと思う」と話した。

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2016年7月12日のニュース