ボルト、リオ五輪代表選出 代表選考会を棄権も救済

[ 2016年7月12日 08:44 ]

 ジャマイカ・オリンピック委員会は11日、陸上男子100メートル、200メートルの世界記録保持者で、太もも裏を痛めていたウサイン・ボルトをリオデジャネイロ五輪代表に選出したと明らかにした。ロイター通信が伝えた。

 リオ五輪で3大会連続個人種目2冠を狙うボルトは、五輪代表選考会を兼ねたジャマイカ選手権の100メートル決勝を脚の故障で棄権、200メートルも欠場した。ジャマイカ陸連の基準では、同選手権の上位3人が原則的に代表に決まるが、実績ある選手がけがで棄権した場合は救済できる条項があり、ボルトに適用された。

 ボルトは22、23日のダイヤモンドリーグ第10戦、ロンドン・グランプリに出場予定で、懸念払拭に意欲をのぞかせていた。(共同)

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2016年7月12日のニュース