錦織「差は縮まっている」過去7戦全敗・ナダル撃破へ自信

[ 2015年4月19日 05:30 ]

試合会場で記者会見する錦織

 男子テニスの世界ランキング4位の錦織圭(25=日清食品)が打倒ナダルを宣言した。17日に昨年クレーコート初優勝を飾ったバルセロナ・オープン(20日開幕)の公式会見に出席。「去年はクレーでいい成績を残した。今年もいいプレーで勝ちたい」と連覇を誓った。

 2日のマイアミ・オープン準々決勝で敗れてから約2週間、今週のモンテカルロ・マスターズを回避してクレー対策を積んできた。「5連戦となると肉体的にきつい。全仏でいいプレーをするための選択」と5月開幕の全仏オープンを見据えた日程だ。

 今大会は世界ランク5位のラファエル・ナダル(28=スペイン)をしのぐ第1シード。ナダルには過去7戦全敗だが、前回対戦した昨年のマドリード・オープン決勝では圧倒する場面もあった(結果は途中棄権)。「試合をするたびに差は縮まっている。チャンスはある」。順当にいけば決勝で戦う“クレーキング”撃破に自信を見せた。18日には組み合わせが発表され、錦織は2回戦でテイムラズ・ガバシビリ(ロシア)とパブロ・カレノブスタ(スペイン)の勝者と対戦する。

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2015年4月19日のニュース