遼 「バーディー取れず悔しい」後半失速も48位予選通過

[ 2015年4月19日 05:30 ]

1番でラインを読む石川

USPGAツアー RBCヘリテージ第2日

(4月17日 米サウスカロライナ州ヒルトンヘッド ハーバータウン・リンクス=7101ヤード、パー71)
 36位で出た石川遼(23=CASIO)は1イーグル、2バーディー、3ボギーの70で回り、通算1アンダーの48位で予選通過した。トロイ・メリット(29=米国)が、大会記録と今季ツアー最少に並ぶ10バーディー、ボギーなしの61を出し、通算12アンダーで単独首位。マスターズ覇者ジョーダン・スピース(21=米国)が62をマークし、通算6アンダーで93位から7位に急浮上した。

 石川が今季5個目のイーグルをマークした。2番パー5でティーショットを左の林に入れたが、5Iで低いボールを打って木と木の間を抜いて2オンに成功。4メートルのフックラインを沈めてガッツポーズを見せた。

 ただ、全体としては不満の残るラウンドになった。4番で7メートル、6番で9メートルのバーディーパットを決めたが12番は右ラフからの第2打を木に当てて、15番では3パット。後半はバーディーがなく、2ボギーを叩いて失速した。石川は「いいショットも悪いショットも、いいパットも悪いパットもあった。後半にバーディーを取れずボギー2つで終わってしまったのが悔しい」と唇をかんだ。アンダーパーで回り予選を通過したが、前日よりも風が穏やかになりスコアを伸ばした選手が多かったため順位は落とした。

 決勝ラウンドに向けて「ティーショットがいい所に打てているので、本当はもっといいゴルフができるはず。アンダーパーはもちろん、上位にジャンプアップしたい」と自らを鼓舞するように話した後、4時間も練習場で打ち込んだ。

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2015年4月19日のニュース