豪栄道 右肩骨折していた 夏場所への影響否定も調整遅れ必至

[ 2015年4月19日 05:30 ]

豪栄道が右肩剥離骨折をしていたことが判明した

 大相撲の群馬・高崎巡業が18日に行われ、大関・豪栄道(29=境川部屋)が右肩を剥離骨折していたことが分かった。朝稽古では土俵に上がらずに四股を踏むなどして軽めに調整。午後には地元の赤ちゃんを抱えて土俵入りだけ行ったものの、取組は欠場した。

 骨折の原因については「徐々に痛くなってきた。先週も今週も稽古はやっていたが、痛みがひどくなってきたので病院に行った」と説明。16日に医師の診察を受け、右肩鎖関節を剥離骨折していることが分かり、10日間の安静を告げられた。日常生活に大きな影響を及ぼすことはないが、相撲に関しては「右肩から当たって右を差す相撲なので無理はしないようにする」としばらくは実戦的な稽古は控える予定だ。

 夏場所(5月10日初日、両国国技館)に向けては「影響しない」と断言したが、既に初日まで約3週間という時期だけに調整が遅れることは必至だ。昨年秋場所の新大関場所から8勝、5勝、8勝、8勝と4場所連続で低調な成績に終わっている和製大関にまたも試練が訪れた。

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2015年4月19日のニュース