「知らないうちに投与」朴泰桓側主張を韓国各紙

[ 2015年1月27日 12:34 ]

 2008年北京五輪の競泳男子400メートル自由形の金メダリスト、朴泰桓(25)=韓国=が国際水泳連盟(FINA)による検査で禁止薬物に陽性反応を示したとされる問題で、27日付の韓国各紙は所属チームの「禁止薬物を恐れ、風邪薬も飲まないほど徹底して遠ざけてきた」「病院で知らないうちに投与された」「誰よりも本人が衝撃を受けている」などの主張を伝えた。

 チームは昨秋の仁川アジア大会前、韓国の病院でカイロプラクティック(整体療術)などを無料で受けたときの注射が原因とした。当時も禁止薬物が含まれていないか確認したそうで「投与の理由や目的を糾明するため民事、刑事上の責任を問う」としている。中央日報によると朴泰桓側は先週、傷害容疑で病院を告訴した。ソウル中央地検が捜査しており、本人は既に事情聴取を受けたという。(共同)

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2015年1月27日のニュース