どっち?修造氏 錦織へ珍助言「考えろ!考えるな!」

[ 2015年1月27日 19:42 ]

準々決勝でワウリンカと対戦する錦織へエールを送った松岡修造氏

 スポーツキャスターの松岡修造氏(47)が27日、自身のブログを更新。全豪オープン準々決勝で世界ランク4位、第4シードのスタニスラス・ワウリンカ(29=スイス)と対戦する同5位、第5シードの錦織圭(25=日清食品)へ「考えろ!考えるな!」と珍アドバイスを送った。

 今大会初めてランキング上位選手と対戦する錦織。しかも相手は全豪の前年王者だが、錦織は昨年の全米オープン準々決勝で下している。

 松岡氏はワウリンカを「世界一の片手打ちバックハンドの持ち主」と評価し、「誰も手がつけられない。圭はそのバックに苦しむことになるだろう」と予告。そのうえで錦織へ送るアドバイスは「考えるな!」。

 その心は、ワウリンカのバックのストレートがさく裂したら素直に相手を褒め称えるというもの。「 自分が悪いショットを打ったから決められたのではない。相手が上手いのだ。プロテニス選手、ましてや世界のトップ。すごいショットを放ってくる時もある。その時に『何故決められたんだ。もっと厳しいところに打たなきゃダメだったのか…』と考えるのは損だ」とネガティブ思考を禁止。「考えても仕方がない、相手のことを褒めることができた時点で次に進めるのだ」と意識改革を勧めた。

 さらにその強烈なバックハンドを封じるために「考えろ!」とアドバイス。コートのど真ん中を狙う頭脳的ショットやチェンジオブペース、錦織も得意のバックハンドで対抗、などと具体的な策を次々と挙げた。

 3000文字を超える熱いブログに「 おい修造、何熱くなっているんだ!どこまで書けば気が済むんだ!読んでくれる皆さんの身になって考えろ 修造!」と自らツッコミ。「 いや~~~、止まらなくなります。自分も明日圭になって戦っていく。その戦略を考えると、そして緊張感を考えると…本当に圭はすごい舞台で戦っているんだなぁ~~」と抑えきれない思いをつづった。

続きを表示

2015年1月27日のニュース