日本 ダブルヘッダーで台湾、韓国を撃破

[ 2013年7月7日 06:00 ]

 ソフトボールの東アジアカップ第2日は6日、岐阜県揖斐川町で行われ、日本はダブルヘッダーを行い、タイブレーク方式の延長戦までもつれ込んだ台湾戦を北京五輪金メダリストの西山麗(日立)の好守などで3―2で制し、続く韓国戦も7―0快勝。通算成績を3勝とした。7日の最終日、同じく無敗の日本大学代表と対戦し、勝てば優勝が決まる。

 ≪上野二刀流出場≫この日は登板がなかった上野だが、韓国戦で代打として登場。3点を加えた6回1死三塁の場面で投ゴロに倒れたが「やっぱりバッターの方が気が楽ですよ。打てなくて当たり前だし」と笑顔を見せた。日本リーグでは二刀流を実践しているが、国際舞台で打席に立つのは昨年の世界選手権以来。宇津木監督は「上野を見たいお客さんもいるからサービス、ね」と話した。

 ≪日本だけ低反発≫今大会は日本だけが国際規格の反発係数の低いバットを使用している“ハンデ戦”。台湾の前に7回まで1安打と抑え込まれたが、タイブレーク方式の9回に遊撃手の西山が2つの華麗な守備でピンチを防ぎ、接戦をものにした。同じ北京戦士の山田らが米プロリーグ移籍中。若い選手の守備が乱れる中で奮闘する29歳のベテランは「重圧の中でいつものプレーをするのは難しいということを若い選手に伝えたい」と冷静だった。

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2013年7月7日のニュース