スーパー中学生・小斉平 予選突破へ闘志メラメラ

[ 2013年7月4日 06:00 ]

ガッツポーズで意気込む小斉平

 男子ゴルフの長嶋茂雄招待セガサミー・カップ(スポニチ後援)は4日、北海道のザ・ノースカントリーGCで開幕する。今大会はジュニア6人が推薦で出場。昨年11月の香川県オープンで初日62を叩き出しプロを抑えて優勝を飾ったスーパー中学生の小斉平優和(こさいひら・ゆうわ、15=大阪・高槻三中)は3日、会場で最終調整した。自身3度目のツアー挑戦に「予選を通過したい」と初の決勝ラウンド進出を目標に掲げた。

 1歳でゴルフを始め、練習場で毎日300球を打ち込み腕を磨いた。1メートル70、75キロの体格から放たれる1Wの飛距離は260ヤード。574ヤードの3番パー5は追い風なら2オンも可能という。練習ラウンドでは「ラフが長くて、めっちゃ難しい」と難コースに手を焼いたが、小学生の時はJGA主催の全国大会で2連覇するなど“第二の松山”の期待がかかる。松山も小斉平の存在を知っているという。

 来週は日本アマ(東京GC)に出場する。今大会は予選通過を目標に掲げつつ松山との対決も夢見ている。得意のパットがさえた時、再びプロが驚く結果と夢の実現が待っている。

 ◆小斉平 優和(こさいひら・ゆうわ)1998年(平10)5月22日、大阪府生まれの15歳。09、10年に全国小学生大会優勝。11、12年につるやオープンに出場したが、いずれも予選落ち。ベストスコア62。得意クラブはパター。家族は父・淳さん、母・和美さん。1メートル70、75キロ。

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2013年7月4日のニュース