野口 スイス合宿出発!“因縁の地”から栄光再び

[ 2013年7月4日 06:00 ]

関西空港から直前合宿に出発した野口みずき

 陸上女子マラソンの世界選手権(8月、モスクワ)代表・野口みずき(35=シスメックス)が3日、関西空港発の航空機でスイス・サンモリッツでの直前合宿に出発した。

 08年北京五輪前は同地での合宿中に故障し、欠場に追い込まれた。因縁めいた場所だが「ネガティブな思いはない」と断言する。銀メダルを獲得した03年世界選手権(パリ)、金メダルに輝いた04年アテネ五輪では同地での合宿から栄光をつかんでおり「世界への扉を開いてくれたところ。また、あそこで走れるのはうれしい」と前向きだ。

 この日は35歳の誕生日で、「もうアラフォーですかね」とおどけてみせた。「年をとった感覚はありません。自分の体と相談しながら…でも腹八分目の練習ではダメ。100%全力を出していきたい」。元気いっぱいに究極の仕上がりを目指す。

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2013年7月4日のニュース