デルポトロ 「棄権寸前」も底力を見せ4強入り

[ 2013年7月4日 06:00 ]

ウィンブルドン選手権第9日 男子シングルス準々決勝

(7月3日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 デルポトロが左膝負傷をものともせずにストレート勝ちし「棄権寸前だったが、最善を尽くした。自分最高の試合ができた」と喜びに浸った。

 第1セットの第1ゲーム、左に走りながらバックハンドで返球しようとして左足を滑らせて転倒。もともとテーピングをしていた左膝を痛め、約10分間治療を受けた。痛み止めを飲んで試合を再開した直後は明らかに動きが悪かったが、強烈なサーブとストロークでポイントを重ねフェレールを押し込んだ。09年に全米オープンを制した24歳の逸材が、芝の聖地で底力を見せた。
 
 ◆4日のウィンブルドン選手権テレビ放送
 ▽WOWOWライブ 20・55~、24・00~
 ※放送時間変更の場合あり

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2013年7月4日のニュース