ホープ遠藤が関取へ前進「ドラフトを待つみたいにわくわく」

[ 2013年5月25日 16:35 ]

大相撲夏場所14日目

(5月25日 東京・両国国技館)
 昨年のアマチュア横綱で、先場所に幕下10枚目格付け出しデビューした東3枚目の遠藤(追手風部屋)が5勝目を挙げて関取へ前進した。

 千代皇を突き起こし、左四つで力強く寄り切った。「常に攻めることを考えた。追手風親方(元幕内大翔山)に最後の1番が大切だと言われたし、何としても勝ちたかった」と胸をなで下ろした。終盤2番は十両相手に連勝と強さを示した。

 この日に勝ち越した琴弥山(佐渡ケ嶽部屋)ら幕下上位の5人前後に十両昇進の可能性があり、十両と幕下の入れ替え人数は星勘定などが絡んで流動的だ。遠藤は「(プロ野球の)ドラフト会議を待つみたいにわくわくする」と笑顔で話した。

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2013年5月25日のニュース