男女混合戦マイナビシニア 牧野「面白い」

[ 2013年5月25日 06:00 ]

練習グリーンで調整する牧野裕プロ

 シニアゴルフの異色の男女混合戦・スポニチ主催マイナビシニア&レディースカップ(賞金総額2000万円、優勝賞金200万円)は、25日から2日間、千葉県柏市の藤ケ谷カントリークラブ(男子6884ヤード、女子5985ヤード、いずれもパー72)で開催される。24日は牧野裕(57)ら男女プロ49人が練習ラウンドを行った。今大会はマイナビ創立40周年、スポニチ創刊65周年記念事業として実施され、男女プロ60人が2日間のプロアマ戦形式で優勝を争う。 

 男子ツアーのテレビ解説でも活躍中の牧野は、ユニークな男女混合の試合形式に「あまりこういうタイプの試合はないので、面白いんじゃないですか」と歓迎した。試合会場の名門・藤ケ谷CCは、林にセパレートされ距離もたっぷりあるハイレベルなコース。「ショットの精度が高くないとなかなか攻めきれないですね。グリーンも速くなりそうですね」と警戒していた。

 ≪中野盛り上げる≫女子プロの中野晶(50)は、左手首にケガの予防のためのテーピングを施し練習ラウンドを行った。男女混合戦とはいえ、男子はシニアの試合数が多く経験や体力面でも有利。それでも「(大会を盛り上げられるように)頑張ります」と決意を語った。また、プロがアマチュアと一緒にラウンドしながら個人Vを争う、プロアマ戦スタイルの競技方法には「アマチュアの方にも楽しんでもらえるんじゃないでしょうか」と話していた。

 ≪好調高橋は楽しむ≫シニアツアーで4年連続賞金王の実績を誇る高橋勝成(62)はラウンド後、「(両サイドの)木が大きくてティーショットが難しい。グリーンも締まっているし、ラフもくせもの」とコースの感想を語った。シニアの今季開幕戦、金秀シニア沖縄オープンで2位になるなど好調。女子、アマチュアと回る試合形式も「(女子、アマと)ティーグラウンドがバラバラなのは寂しいけど、楽しみながら頑張る」と歓迎していた。

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2013年5月25日のニュース