レスリング五輪復帰へ　９４万人分署名を国際連盟へ

　レスリングが２０年五輪実施競技から除外の危機に陥っている問題で、「レスリングを五輪競技に復帰させる会」は東京・味の素トレセンから９４万２６８人の署名を国際レスリング連盟（スイス）に発送した。

　段ボール１０箱分、合計重量は約２３０キロで発送費用は３２万１３０円。同会の樋口代表は「この数字は驚き。何とか思いが届けば」と話した。今後は国際連盟を通じて、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）にアピール。野球・ソフトボールなど７競技と争う２０年五輪実施競技の審議は、２９日のＩＯＣ理事会（サンクトペテルブルク）で行われる。