福田理事 都連会長辞任 わいせつ行為認める

[ 2013年5月25日 19:34 ]

 柔道関係者の女性へのわいせつ行為を認めた全日本柔道連盟(全柔連)の福田二朗理事(76)が25日、東京都内で開かれた東京都連盟の評議員会で同連盟会長を辞任した。来週に提出する意向の理事の辞表が受理されれば、不祥事が続く全柔連でことし3人目の理事辞任となる。

 評議員会後、報道陣に事実関係をあらためて認め「柔道界に多大なる迷惑を掛けて深くおわびする」と陳謝の言葉を口にした。

 福田理事は2011年12月に被害女性に無理やり抱きつくなどし、3日後に謝ったという。「あらためて謝罪したい。(全柔連の)どういう処分でも速やかに従う」と述べた。

 東京都連盟の後任は6月の理事会で決める。

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2013年5月25日のニュース