錦織４回戦でナダルと対戦も　フェデラーに続き大物撃破だ

テニスの全仏オープンを控え、大会会場で汗を流す錦織圭

　テニスのグランドスラム大会第２戦、全仏オープンは２６日にパリのローランギャロスで開幕する。２４日には組み合わせ抽選が行われ、男子シングルスで第１３シードの錦織圭（２３＝日清食品）は、１回戦で世界ランク８９位のジェシー・レバイン（２５＝カナダ）との対戦が決定。４回戦まで勝ち進めば大会通算７度の優勝を誇るラファエル・ナダル（２６＝スペイン）と激突するブロックに入った。

　今季はクレーコートで元世界１位のロジャー・フェデラー（スイス）を破ったが、全仏でのナダルはそれ以上の強敵。３回戦までの相手もランキングは下位とはいえ、苦手のクレーでは気の抜けない戦いになりそうだ。２４日は前日に続いて小雨が降る中での練習をこなし、前戦のイタリア国際で痛い様子を見せた脇腹を気にすることはなかった。昨年は同じ左脇腹の肉離れで欠場し、２年ぶりに迎える今大会。「調子はまずまずです」と気負った様子はなかった。

　また、他の日本勢では女子シングルスのクルム伊達公子（４２＝エステティックＴＢＣ）が、第９シードのサマンサ・ストーサー（２９＝オーストラリア）との対戦が決まった。