辻麻希、今季開幕戦で表彰台「自分が引っ張っていく」

[ 2011年11月19日 06:00 ]

 スピードスケートW杯の今季第1戦、チェリャビンスク大会は18日にロシア・チェリャビンスクで開幕し、女子500メートルで辻麻希(十六銀行)が38秒223で2位に入り、同種目で初の表彰台に立った。于(ウ)静(セイ)(中国)が37秒81で優勝し、小平奈緒(相沢病院)は38秒54で11位だった。男子500メートルはペッカ・コスケラ(フィンランド)が35秒00で優勝し、及川佑(大和ハウス)は35秒07で3位、加藤条治(日本電産サンキョー)は35秒21で6位、長島圭一郎(同)は35秒22で7位だった。女子3000メートルの穂積雅子(ダイチ)は4分8秒92で7位だった。

 26歳の辻はW杯の女子500メートルで初の表彰台となり「初戦にしてはいい滑りができた」と充実感を漂わせた。100メートルを4番目の10秒42で通過。2位から4位が100分の1秒まで同タイムで並ぶ接戦で、際どく2位に滑り込んだ。年下のエース小平に注目が集まる中で「一人勝ちじゃ日本のレベルは上がらない」と力を込め、「岡崎(朋美)さんも復帰したけど、自分が引っ張っていく」と対抗心を燃やしていた。

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2011年11月19日のニュース