松山、お目覚め17位浮上!昼寝効果で7バーディー

[ 2011年11月19日 06:00 ]

14番でバーディーを決めガッツポーズする松山英樹

ダンロップ・フェニックス第2日

(11月18日 宮崎・フェニックスCC=7010ヤード、パー71)
 アマチュアの松山英樹(19=東北福祉大2年)が“お昼寝チャージ”で7バーディー、3ボギーの67と反撃を見せた。初日は60位と出遅れたが、通算1アンダーの17位まで盛り返して予選を突破した。昨年優勝の池田勇太(25=日清食品)は通算6オーバーで予選落ち。ゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(31=スペイン)が通算8アンダーで首位に立った。
【第2R成績】

 目が覚めるようなスタートダッシュだった。1、2番と2メートルのチャンスを沈め、3番でも7メートルのパットを決めて3連続バーディー。勢いづいた松山は14番までに6つもスコアを伸ばしていった。

 前日はうなだれてばかりだったラウンド中も笑顔が戻った。曲がりまくったティーショットが安定し、初日は28・57%(75位)だったフェアウエーキープ率がこの日は64・29%(11位)。「いいスコアすぎて最後は少し力んじゃった」と終盤の2ボギー以外は満点の内容だった。

 「とりあえず昼寝をしたら凄く気分がいいってことが分かりました」。先週優勝の疲れを引きずった初日は大きく出遅れ、宿舎に戻ると倒れ込むように夕方まで2時間熟睡した。起床後はプロ野球の日本シリーズをテレビ観戦し、親交のある秋山監督率いるソフトバンクを応援。ソフトバンクの勝利に気分を良くして、再び朝まで8時間ぐっすりと眠った。

 予選通過ラインを気にしながらのスタートから、気づけば17位まで浮上。「あしたからのプレーに期待できるラウンドだった」と、この日示した爆発力でさらに上位を狙う。

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2011年11月19日のニュース