さくら 逆転賞金女王に望みつなぐ2差3位

[ 2011年11月19日 06:00 ]

ホールアウト後、有村智恵(左)と抱擁する横峯さくら

大王製紙エリエール・レディース第1日

(11月18日 香川・エリエールGC=6419ヤード、パー72)
 賞金ランク3位の横峯が賞金女王へ夢をつなぐスタートを切った。1番パー5で第3打を3メートルにつけてバーディー発進すると、その後はボギーなしの3バーディー。次週の最終戦まで連勝しか女王のチャンスはない中、「いつも初日は出遅れるので今回は良い位置にいられた」とまずは安どの表情を見せた。

 この日は賞金ランク1位のアン・ソンジュ、2位の有村と3人で回り最も良いスコアをマーク。“直接対決”を制した要因に今季のテーマとしていた100ヤード以内のアプローチがあった。

 16番では残り50ヤードからSWで30センチにつけてバーディーを奪うなど「思ったように打てた」と手応えを語った。この大会で勝ってもアン・ソンジュが単独2位になれば賞金女王は消滅する。状況は極めて厳しいが、「しっかり状況判断してメリハリをつけてやりたい」と気を引き締めた。

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2011年11月19日のニュース