まさかの2回戦敗退に悔し涙の上野

[ 2010年12月12日 21:04 ]

 【グランドスラム東京第2日】まさかの2回戦敗退に悔し涙が流れた。女子63キロ級で世界選手権2連覇の上野は「今年最後の国際試合で優勝したかった。すごく悔しい」と声を震わせた。

 初戦から動きが重く、スロベニア選手との2回戦はポイントを取れないまま延長戦。技を出せず、指導を取られて敗れた。2月のグランドスラム・パリ大会準決勝以来の黒星に「今はまだ整理できない。この悔しい気持ちをずっと持ち続けたい」と言い聞かせた。
 盤石の安定感を誇ってきた27歳は重圧とも戦ってきた。「ずっと勝ち続けないといけないと思い、自分自身を苦しめていた」と本音を漏らした。

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2010年12月12日のニュース