スエマエ初V、前田2冠!イケシオ2年連続で準V

[ 2010年12月12日 20:02 ]

 バドミントンの全日本総合選手権最終日は12日、東京・代々木第二体育館で各種目の決勝を行い、ルネサスSKY勢対決の女子ダブルスは5年連続で決勝に進出した末綱聡子、前田美順組が藤井瑞希、垣岩令佳組を2―0で下し、初めて日本一に輝いた。

 前田は平田典靖(トナミ運輸)とペアで混合ダブルスも池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)に2―1で逆転勝ちして2連覇し、2種目制覇となった。池田、潮田組は2年連続で準優勝。
 男子ダブルスは平田、橋本博且組(トナミ運輸)が2連覇し、平田は2年連続2冠を達成した。
 シングルスの女子は広州アジア大会銅メダルの広瀬栄理子(三洋電機)が3年連続5度目の優勝を果たし、男子は田児賢一(NTT東日本)が3連覇した。

 ▽田児賢一の話 ほっとしている。それしかない。うれしいというより、負けられない試合で勝ったことが一番大きい。

 ▽広瀬栄理子の話 体調が悪く、ここまでやれたのが信じられないくらい。どの試合も長かったし、苦しかった。

 ▽平田典靖の話 (男子ダブルスは)連覇できてほっとしている。(混合は)相手も強くなっていてどちらが勝ってもおかしくない試合だった。最後、勝ててうれしい。

 ▽橋本博且の話 いい試合で優勝できたことがうれしい。前から課題にしていた前衛のプレーに、ちょっとずつ自信が付いてきた。

 ▽末綱聡子の話 やっと優勝できて、うれしい。終始自分たちのペースで試合ができた。まだまだ進化していける。

 ▽前田美順の話 (女子ダブルスは)今までは優勝したい気持ちが強すぎた。ガツガツして空回りする試合も経験してきた。きょうは落ち着いて試合ができた。

 ▽池田信太郎の話 悔しい気持ちでいっぱいだが、自分たちの今の力は出せた。いいプレーもあったし、まだまだと感じる部分もあった。

 ▽潮田玲子の話 素直に悔しい。どちらに転んでもおかしくない試合だったが、競り合いの中であと1点取りきれないのが大きな課題。

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2010年12月12日のニュース