デーブ氏 裏金2000万円超の自民・萩生田氏の都連会長続投「政権変わるわけないという…危機感がない」

[ 2024年5月17日 13:33 ]

デーブ・スペクター氏
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 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が17日、テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。自民党東京都連が15日の役員選考委員会で、萩生田光一会長(衆院東京24区)ら都連役員の続投を内定したことに言及した。

 派閥裏金事件で、安倍派「5人組」の1人で、不記載額2728万円の萩生田氏は、党役職停止1年の処分を受けている。都連の深谷隆司最高顧問は「裏金事件は一時大騒ぎしたが、今は落ち着いている。処分は党本部であり、支部は関係ない」と説明。出席者から続投に異論は出なかったという。

 自民は2022年、党役職停止処分の範囲に関し、地方組織の役職を対象とするか否かは各組織に判断を委ねるとの見解をまとめている。

 自民は裏金事件処分を先月4日に決めた。萩生田氏らの続投は都連大会か、都連の総務会了承を経て正式決定する。日程は未定という。

 番組では、萩生田氏の続投の理由について、7月の都知事選を見据えているとし、小池百合子都知事が3選を目指すとみられ、支援する形をとりたいので、党執行部がパイプのある萩生田氏の続投は欠かせないとの考えが広がったと説明した。

 これにデーブは、「続投の説明の理解はできますね、自民党の立場とか、小池さんの立場から考えるだけだったらね。ただ、世間的には、あんまりイメージが良くないんですよね」と指摘。「気にしているようで、気にしてないのは世論だと思うんですね。野党がそれほどまとまってないんですよね。支持率が圧倒的に上がっているわけでもない。個々の選挙で当選していて、個々の議員もとてもいい人もいますけれども、全体的にはまとまっていないし、当分の間は政権変わるわけないという気持ちでやっていると思う。本当に危機感がないと思うんですよね」と自身の考えを述べた。

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