「虎に翼」よね疑問 寅子の結婚は逃げ道?「人間弱くなる」ネット「活路なのに」「ぐうの音も」

[ 2024年5月17日 08:15 ]

連続テレビ小説「虎に翼」第35話。猪爪寅子(伊藤沙莉・左)は山田よね(土居志央梨)に「逃げ道じゃないんだって、この結婚は」――(C)NHK
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 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は17日、第35話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第35話は、猪爪寅子(伊藤沙莉)は佐田優三(仲野太賀)からの提案を受け入れ、婚約。猪爪はる(石田ゆり子)と猪爪直言(岡部たかし)は驚きつつも、2人を祝う。寅子は弁護士として初仕事も依頼され、堂々たる法廷デビュー「紙切れ一枚で、こんなに状況がよくなるなんて」と山田よね(土居志央梨)に語るが、よねは納得していない様子で…という展開。

 優三の両親は他界しており、寅子・猪爪家と家族になれるのは、これ以上ない“旨味”。2人は婚約した。

 寅子は雲野六郎(塚地武雅)にも報告。よねは驚きの表情を浮かべた。

 寅子の法廷デビューは、よねと笹山(田中要次)が傍聴。笹山は「堂々としたいい裁判だった」と涙。時勢柄、米もネタも入らず「笹寿司」を畳むという。

 寅子は「紙切れ一枚でこれだけ立場がよくなるなら、結婚も悪いものじゃないわね。もしかしてよねさんも、結婚にはやっぱり愛が必要だと思う?」。よねは「いや、結婚自体がくだらないと思う。だが、本当に社会的地位のためだけで、婚姻関係が続けられるのかは疑問だな」「逃げ道を手に入れると、人間弱くなるもんだぞ」――。

 SNS上には「逃げ道…なのかしらね?」「いや、逃げ道…に見えるよ」「結婚を逃げ道だというよねちゃん。これも戦略と考えるトラちゃん」「よねが言うと、説得力ある」「逃げ道だとは思わないけど…すべての退路を経って挑んでるよねさんに言われると、ぐうの音も」「寅子にしてみたら弁護士を続けるための活路を切り開く結婚だったのに、よねさんに逃げ道って言われちゃうの、つら~」などの声が上がった。

 20日からは第8週「女冥利に尽きる?」に入る。

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