草なぎ剛　リベンジしたいのは舞台あいさつ！？　役と真逆の冗舌ぷりを反省「どんな映画だと思われる」

映画「碁盤斬り」完成披露舞台あいさつに登場した草なぎ剛
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　俳優草なぎ剛（49）が23日、都内で主演する時代劇映画「碁盤斬り」（5月17日公開、監督白石和彌）の完成披露舞台あいさつに出席した。

　同作は人情噺として人気の高い古典落語「柳田格之進」を元にした時代劇。無実の罪をきせられて、藩を追われた生真面目な浪人とその娘の復しゅう劇を描く。草なぎは寡黙で囲碁の達人である主人公を熱演。「僕の代表作になった」と作品に太鼓判を押した。

　共演した音尾琢真（48）は「撮影の合間に座らない草なぎ剛をとうとう見ることができた。神経が研ぎ澄まされているんでしょうかね？それに比べると今はふわっとしている」と告白。そんな暴露に草なぎは「高倉剛です」と高倉健さんのものまねで応答。「普段10時には寝ているんですが、座ると5秒で眠くなってしまうんですよ」と座らない理由を明かした。

　この日、草なぎは作中とは打って変わり、市村正親（75）にミュージカルにおけるビブラートのコツを聞くなどなど、終始冗舌だった。同作のストーリーにちなみ「復しゅうしたいこと」を問われると、草なぎは「リベンジしたいのはこの舞台あいさつを最初からやり直したい」と回答。「テレビとかでビブラートのところを使われると、どんな映画だと思われてしまう。盛り返したいなと思います」と語り、会場を沸かせた。

　その後の囲み取材でも「久しぶりの舞台あいさつでちょっと空回りしてしまった」と反省。それでも「それも全て自分なのでね。やっぱり失敗の先に成功があると思うので、ポジティブにいきたいと思う」と自身の武器である前向きな精神でリカバリーしていくことを誓った。