尾野真千子の再来…期待の15歳・三宅朱莉が映画初主演 緊張の舞台あいさつも「昨日は熟睡でした」

[ 2024年4月20日 16:02 ]

映画「霧の淵」の公開記念舞台挨拶に出席した三宅朱莉(撮影・小渕 日向子)
Photo By スポニチ

 期待の新人女優・三宅朱莉(15)が20日、都内で行われた映画「霧の淵」(村瀬大智監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 水川あさみ、三浦誠己、堀田眞三、村瀬監督、エグゼクティブプロデューサーの河瀬直美氏とともに登壇。舞台となった奈良県吉野・川上村出身の観客を前に、「見に来てくださって本当にありがとうございます。舞台となっている川上村は過疎が進んでしまっている村なんですけど、奇麗で魅力がたくさんある場所。その魅力が映画で伝われば良いなと思います」とあいさつした。

 三宅は大勢の観客のいる舞台あいさつは初めて。「やばいです。めちゃめちゃ緊張しています。両端にレジェンドがいて」と可愛らしい笑顔。緊張で眠れなかったのではと心配されるも、「昨日は熟睡でした」と度胸の大きさを感じさせた。

 奈良県吉野・川上村に実在する老舗旅館を舞台に、変化を迎えた家族の時間を美しく描く村瀬監督の長編商業映画デビュー作となった本作で、三宅は映画デビュー、映画初主演を務めた。「まさか自分が受かって撮るとは思っていなかったので、感慨深いです」と喜びを伝えた。

 川上村に監督自ら単独で長期滞在。現地の人々との交流から作品のインスピレーションを得て、どこか懐かしく、親しみのある目線で「家族の物語」が描いた。その“家族感”を表現するため三宅は「村の子供達と遊んだり、犬と散歩したり、監督とダムに行ったり」撮影前の一週間、実際に村で生活し、「自然体で臨めた」という。撮影中も交流を深め「川上の子になったかの様に遊んでました」と村に馴染んでいたと女優としての経験値を高めた撮影を振り返った。

 この時代だからこそ残したい”時間”が丁寧に切り取られて映し出された本作は、ブルガリアのソフィア国際映画祭メイン部門インターナショナルコンペティションにも選出されている。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年4月20日のニュース