二宮和也 芸能界入りへ運命を分けた親からの一言「前日に5000円もらえて、当日に…」

[ 2024年4月20日 19:03 ]

二宮和也
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 「嵐」二宮和也(40)が、20日放送のTOKYO FM「川島明 そもそもの話」(土曜後5・00)にゲスト出演し、芸能界入り秘話を語った。

 旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)に入所したのは96年。13歳の時だった。自発的な応募でなく、「いとこです。いとこが当時、V6の森田剛君のファンだったんですよ。剛君とお友達になってほしいという理由だけで」と明かした。自分の知らないところで応募されていたため、「俺、どの写真だったか知らないの。履歴書に何が貼られたのかも分かってない状態で」と打ち明けた。

 ある日、自宅に覚えのない郵便物が届いたという。「家に帰ったら、おふくろから“これ何だよ”って言われて。“当選してるぞ”って。“合格、1次通過してるぞ。何勝手にやってるんだ”ってなって。“知らん知らん”って。怖いねってなって」。いろいろ探ってみると、いとこが二宮の名前で応募したことが判明したという。

 次の審査の日。日付まで覚えているという。「日曜日、いまだに覚えてる。6月16日の日曜日なんですよ。2次試験。“オーディションがあるから来て下さい”って書いてあって」。ところが二宮は当時、野球チームに入っており、当日は試合があった。「日曜日は試合だったから行けない。俺は無理だと言って。その時レギュラーだったから」。一度は辞退しようとしたと明かした。

 ここで、親から思わぬことを言われたという。「行けないって言ったら、親が“そうやって自分の人生において、人に評価してもらうタイミングなんていうのはそうそう多くないから、行きなさい”と。今聞けば、何となくそうだなと思うけど、そのころは別に“そんなことしなくても、野球やりたかった”という話をして。“分かるけど野球に行くから”って話をして」。すると、親から次の一手が。「そしたらうちの親が、“じゃあ分かった。5000円あげるから行きなさい”って」。まさかの“お小遣い作戦”で、オーディションへ行くよう勧められたという。

 二宮は「ポイントだったのが、6月16日ってところだったの」と、日付の重要性を説明した。「誕生日が6月17日なの。ということは、前日に5000円もらえて、当日に誕生日プレゼントをもらえる。“2夜連続”みたいな」。2日連続の楽しみに心を動かされ、オーディションに向かったという。

 会場に行くだけで、目的の5000円をゲットした二宮。会場ではダンスレッスンが行われていたが、「俺は行ったらゴールだから、やってなかったの。後ろで座って、終わるのを待ってて」。スタッフからは踊るよう誘われたが、「“俺は来たらゴールなんで大丈夫です”みたいな」と、首を縦には振らなかったという。

 本来ならば間違いなく不合格のはずだが、後日、またしても事務所から連絡が。「2、3日たって、事務所から連絡が来て、“こういうのがあるんですけど、来ませんか?”って。レッスンみたいなのがあって」。レッスンと称した集まりが、実はオーディションを兼ねていたようで、「怖いのは、デビュー前の時代って、合格ですって言われないの。“あなたは事務所に受かりました”とかじゃなくて、そこもうずっとオーディションみたいな。途中でいなくなっちゃう子もいるし」と回想した。嵐としてのデビューは、その約3年後。知らないうちに、国民的アイドルへの道を歩んでいたようだ。

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