福原愛さん親権トラブル和解 五輪イヤー、今後の仕事は?「もう少しゆっくり考えたい」 代理人が説明

[ 2024年3月15日 15:02 ]

<福原愛>会見に臨む福原愛さん(撮影・篠原岳夫)
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 子供の親権を巡り対立していた、卓球女子で五輪2大会連続メダリストの福原愛さん(35)と元夫で卓球五輪台湾代表の江宏傑さん(35)の代理弁護士が15日、会見を開き、和解したことを報告した。長きに渡るトラブルが解決したことで愛さんの今後の動向に注意が集まる中、代理人弁護士が愛さんの言葉を代弁した。

 会見には、江さん側の大渕愛子弁護士、台湾の許聖波弁護士、福原さん側の押久保公人、酒井奈緒弁護士が出席した。

 双方の代理人は、福原さんが長男を連れて中国へ渡ったことがトラブル長期化を招いたと説明。今後については「日本でも台湾でも過ごす時間が十分にある」と、協力して子育てを行うと明かした。

 トラブルが和解したことで、今後の活動が期待される福原さん。2024年はパリ五輪が開催されることもあり、記者から「卓球関連の仕事への意欲は?」という質問が飛び出した。

 福原さん側の酒井弁護士は「五輪に関しては直接意見は聞いておりません」と説明した上で、「今後どのような活動をするかは“もう少しゆっくり考えていきたい”と話しておりました」と福原さんの思いを明かした。

 福原さんと江さんは16年のリオ五輪後に結婚し、17年に長女、19年に長男が誕生。21年3月には福原さんと知人男性との“不倫疑惑”報道があった。江さん側には“モラハラ疑惑”が持ち上がり、同年7月に離婚を発表した。

 2人の子供の親権は、離婚後も父母双方が持つ「共同親権」となるとし、子供たちは台湾で暮らしていた。22年7月に福原さんが長男だけを連れて日本へ帰国。江さんが日本の裁判所に長男の即時引き渡しの保全命令を求める審判を申し立て認められたが、福原さん側と連絡が取れないと“連れ去り”を主張。福原さん側は連絡を受けていないと声明を出し、江さん側が強制執行の申し立てを行うなど、終着点が見えない状況に陥っていた。

 ≪経過≫
 ▽2016年9月 リオデジャネイロ五輪後に結婚。生活の拠点は台湾
 ▽17年10月 長女誕生
 ▽18年10月 福原さんが現役引退を表明
 ▽19年4月 長男誕生
 ▽21年1月 福原さん台湾から単独帰国
 ▽同3月 福原さんに知人男性とデート&お泊まり疑惑、江さんにはモラハラ疑惑
 ▽同4月 江さんが裁判所に離婚請求
 ▽同7月 双方合意で離婚成立。2人の子供は共同親権となり、江さんと台湾で生活。
 ▽22年7月23日 福原さんが台湾で長男と面会後、一緒に日本へ
 ▽同10月 江さん側が子供引き渡しの保全命令を東京家庭裁判所に申し立て
 ▽23年7月20日 東京家裁が福原さんに保全命令
 ▽同21日 江さん側が強制執行申し立て

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