福原愛さん・江宏傑さん和解 長男は日本で引き渡し 現在、江さんのもとへ…刑事告訴に至った経緯説明

[ 2024年3月15日 14:13 ]

<福原愛>退出する際、深々と頭を下げる福原愛さん(撮影・篠原岳夫)
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 子供の親権を巡り対立していた、卓球女子で五輪2大会連続メダリストの福原愛さん(35)と元夫で卓球五輪台湾代表の江宏傑さん(35)の代理弁護士が15日、会見を開き、和解成立を発表した。福原さんは会見に登場し、自ら報告。江さんは欠席し、手紙で思いを伝えた。また双方の代理人は、和解に至った経緯など詳細を明かした。

 会見には、江さん側の大渕愛子弁護士、台湾の許聖波弁護士、福原さん側の押久保公人、酒井奈緒弁護士が出席した。福原さんが会見冒頭、和解が成立したことを報告。「これからは江さんと協力をして子供を育てていきたい」と声明を発表した。江さんも大渕弁護士を通じ、「日本の皆さんの理解に感謝」とメッセージを伝えた。

 2人の子供の親権は、離婚後も父母双方が持つ「共同親権」となるとし、子供たちは台湾で暮らしていた。だが、22年7月に福原さんが長男だけを連れて日本へ帰国。江さんが日本の裁判所に長男の即時引き渡しの保全命令を求める審判を申し立て、認められたが、福原さん側は中国に渡り引き渡しを拒んでいた。

 江さん側の大渕弁護士は、刑事告訴に至った経緯を報告。「保全命令」については「相手側の不服申し立ての有無にかかわらず、強制執行が可能となるもの」と説明した。「江さんは任意の引き渡しを求めていた」というものの、連絡が取れなくなったことから強制執行の申し立てを行った。だが「福原さんと息子が中国に渡ったため、強制執行を実行することができませんでした」と回顧。そのためトラブルが長期化したと説明した。

 トラブルが長期化する中で、江さん側は刑事告訴を決断。その後、新たに福原さんの刑事事件の代理人になった弁護士から、大渕弁護士のもとに「和解の申し入れ」がなされたといい、今回の和解に至ったといいう。

 大渕弁護士は「代理人の間で協議を重ねまして、この度、息子さんを、福原さんが江さんに引き渡すという内容を中心とする和解が成立いたしました」と和解の内容の一部を明かした。

 福原さんと江さんは16年のリオ五輪後に結婚し、17年に長女、19年に長男が誕生。21年3月には福原さんと知人男性との“不倫疑惑”報道があった。江さん側には“モラハラ疑惑”が持ち上がり、同年7月に離婚を発表した。

 2人の子供の親権は、離婚後も父母双方が持つ「共同親権」となるとし、子供たちは台湾で暮らしていた。22年7月に福原さんが長男だけを連れて日本へ帰国。江さんが日本の裁判所に長男の即時引き渡しの保全命令を求める審判を申し立て認められたが、福原さん側と連絡が取れないと“連れ去り”を主張。福原さん側は連絡を受けていないと声明を出し、江さん側が強制執行の申し立てを行うなど、終着点が見えない状況に陥っていた。

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