福原愛さん代理人弁護士、長男“連れ去り”の背景を説明「子供に対する思いが非常に強いと感じた」 

[ 2024年3月15日 14:42 ]

<福原愛>会見に臨む福原愛さん(撮影・篠原岳夫)
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 子供の親権を巡り対立していた、卓球女子で五輪2大会連続メダリストの福原愛さん(35)と元夫で卓球五輪台湾代表の江宏傑さん(35)の代理弁護士が15日、会見を開き、和解したことを報告した。双方の代理人は、福原さんが裁判所の命令に背いて長男を連れ中国へ渡ったことがトラブル長期化を招いたと説明。福原さん側の酒井奈緒弁護士は、愛さんの様子を明かし「行動としては不適切だった」と説明した。

 会見には、江さん側の大渕愛子弁護士、台湾の許聖波弁護士、福原さん側の押久保公人、酒井奈緒弁護士が出席した。福原さんが会見冒頭、和解が成立したことを報告。「これからは江さんと協力をして子供を育てていきたい」と声明を発表した。江さんも大渕弁護士を通じ、「日本の皆さんの理解に感謝」とメッセージを伝えた。

 福原さん側の酒井弁護士は「代理人としては、お子さんを戻さないといけない決定が出た後に従わなかったのは不適切と考えております」と福原さんの行動を指摘。その上で、「私の印象ですが…お子さんに対する思いが非常に強くて渡せなかったんだろうなと、私の印象としてあります」と福原さんの思いを推察。「この点に関しては、今回の過程できちんと理解していただいたという認識です」とし、「今後は二度とないよう、私共代理人としてきちんと見守っていきたいと思います」と主張した。

 福原さんと江さんは16年のリオ五輪後に結婚し、17年に長女、19年に長男が誕生。21年3月には福原さんと知人男性との“不倫疑惑”報道があった。江さん側には“モラハラ疑惑”が持ち上がり、同年7月に離婚を発表した。

 2人の子供の親権は、離婚後も父母双方が持つ「共同親権」となるとし、子供たちは台湾で暮らしていた。22年7月に福原さんが長男だけを連れて日本へ帰国。江さんが日本の裁判所に長男の即時引き渡しの保全命令を求める審判を申し立て認められたが、福原さん側と連絡が取れないと“連れ去り”を主張。福原さん側は連絡を受けていないと声明を出し、江さん側が強制執行の申し立てを行うなど、終着点が見えない状況に陥っていた。

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