福原愛さん 元夫・江宏傑さんと和解 長男を引き渡した上で共同親権に

[ 2024年3月15日 04:56 ]

江宏傑さん(左)と福原愛さん
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 子供の親権を巡り対立していた、卓球女子で五輪2大会連続メダリストの福原愛さん(35)と元夫で卓球五輪台湾代表の江宏傑さん(35)が和解したことが14日、関係者への取材で分かった。福原さんと双方の代理人弁護士が15日、日本外国特派員協会で会見する。

 関係者によると、2022年7月に福原さんが台湾から日本に連れ帰った長男(4)について、江さん側に引き渡した上で共同親権で協力して養育していくことで合意したという。長男を巡っては昨年7月に、東京家裁が江さん側に引き渡すよう決定。福原さんが引き渡しに応じないと江さんが会見で公表するなど、泥沼のトラブルとなっていた。

 日本外国特派員協会によると、15日の会見は、江さん側の大渕愛子弁護士、台湾の許聖波弁護士、福原さん側の押久保公人、酒井奈緒弁護士が出席し、和解について説明と質疑を受ける。福原さん本人は冒頭のみ同席し、簡単なスピーチを行うという。双方の弁護士事務所はこの日、本紙の取材に「担当者が不在のため対応できません」とし、合意内容の詳細などについては明かさなかった。

 福原さんと江さんは16年のリオ五輪後に結婚し、17年に長女、19年に長男が誕生。21年3月には福原さんと知人男性との“不倫疑惑”報道があった。江さん側には“モラハラ疑惑”が持ち上がり、同年7月に離婚を発表した。

 2人の子供の親権は、離婚後も父母双方が持つ「共同親権」となるとし、子供たちは台湾で暮らしていた。22年7月に福原さんが長男だけを連れて日本へ帰国。江さんが日本の裁判所に長男の即時引き渡しの保全命令を求める審判を申し立て認められたが、福原さん側と連絡が取れないと“連れ去り”を主張。福原さん側は連絡を受けていないと声明を出し、江さん側が強制執行の申し立てを行うなど、終着点が見えない状況に陥っていた。

 ≪経過≫
 ▽2016年9月 リオデジャネイロ五輪後に結婚。生活の拠点は台湾
 ▽17年10月 長女誕生
 ▽18年10月 福原さんが現役引退を表明
 ▽19年4月 長男誕生
 ▽21年1月 福原さん台湾から単独帰国
 ▽同3月 福原さんに知人男性とデート&お泊まり疑惑、江さんにはモラハラ疑惑
 ▽同4月 江さんが裁判所に離婚請求
 ▽同7月 双方合意で離婚成立。2人の子供は共同親権となり、江さんと台湾で生活。
 ▽22年7月23日 福原さんが台湾で長男と面会後、一緒に日本へ
 ▽同10月 江さん側が子供引き渡しの保全命令を東京家庭裁判所に申し立て
 ▽23年7月20日 東京家裁が福原さんに保全命令
 ▽同21日 江さん側が強制執行申し立て

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