福原愛さん親権トラブル和解 元夫・江宏傑さん会見欠席もメッセージ「日本の裁判所の公正さに感謝」

[ 2024年3月15日 14:08 ]

硬い表情で会見する福原愛さん。右は江氏代理人弁護士の大渕愛子氏(撮影・篠原岳夫)
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 子供の親権を巡り対立していた、卓球女子で五輪2大会連続メダリストの福原愛さん(35)と代理弁護士、元夫で卓球五輪台湾代表・江宏傑さん(35)の代理人弁護士が15日、会見を開き、和解したことを報告した。江さんは既に日本を離れていたため欠席。代理人の大渕愛子弁護士が、江さんのメッセージを読み上げた。

 会見には、江さん側の大渕愛子弁護士、台湾の許聖波弁護士、福原さん側の押久保公人、酒井奈緒弁護士が出席した。福原さんが会見冒頭、和解が成立したことを報告。「これからは江さんと協力をして子供を育てていきたい」と声明を発表した。

 長男の引き渡しは日本で行われたが、江さんは既に日本を離れたためこの日の会見は欠席。大渕愛子弁護士は、江さんから預かった中国語のメッセージを日本語で読み上げた。

 メッセージは「皆様こんにちは。お忙しい中、お集まりいただき誠にありがとうございます」と会見への感謝から始まり、「本件についての詳しい経緯は代理人の先生方に委ねますが、私からは皆様に、心からの感謝をお伝えしたいと思います」と、日本への感謝がつづられていた。

 江さんは「日本の私に関する全ての訴訟において、日本の裁判所が公正で合理的な判断をくだしてくださったことに感謝しております」とし、「また、ここで記者会見を開かせていただいたあと、みなさまからたくさんの応援の声をいただき、それが私にとって本当に大きな励みとなりました。最後に、日本の裁判所および日本の皆様に感謝を申し上げたいです。本当にありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくった。

 福原さんと江さんは16年のリオ五輪後に結婚し、17年に長女、19年に長男が誕生。21年3月には福原さんと知人男性との“不倫疑惑”報道があった。江さん側には“モラハラ疑惑”が持ち上がり、同年7月に離婚を発表した。

 2人の子供の親権は、離婚後も父母双方が持つ「共同親権」となるとし、子供たちは台湾で暮らしていた。22年7月に福原さんが長男だけを連れて日本へ帰国。江さんが日本の裁判所に長男の即時引き渡しの保全命令を求める審判を申し立て認められたが、福原さん側と連絡が取れないと“連れ去り”を主張。福原さん側は連絡を受けていないと声明を出し、江さん側が強制執行の申し立てを行うなど、終着点が見えない状況に陥っていた。

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