今村翔吾氏　福原愛さん親権めぐる保全命令で私見「サーブ権渡さないってボールを持っている印象」

　直木賞作家の今村翔吾氏（39）が28日、TBS系「Nスタ」（月～金曜後3・49）にコメンテーターとして生出演し、卓球女子の五輪2大会連続メダリスト福原愛さん（34）と、元夫でリオ五輪台湾男子代表の江宏傑氏（34）の子供をめぐる親権問題について私見を語った。

　江氏は27日、都内で会見。福原さんが台湾から日本に連れて行った後、連絡が取れなくなっている長男（4）について、江氏側へ引き渡すよう東京家裁の決定が出たことを明かした。また、ただちに江氏側へ長男を引き渡すよう保全命令も出ているとした。一方で、福原さん側は最終的な判断が下されていないと反論した。

　主張が真っ向対立する泥沼の全面バトル。今村氏は「最終的な判断は先…確かに裁判制度的にはそうかもしれないですけど、現段階では保全命令が出ているわけですよね？」と、福原さんサイドの反応を疑問視した。また、「彼女はスポーツをやられていたわけですよね？」と、福原さんがアスリートだったことにも言及。「審判的にはルールで結果が出たわけですよね？それを“サーブ権を渡さないから”って、自分がボールを持っているような印象を受けてしまって。そういうところを大事にするところで育ったはずなのに、ちょっと勝手な感じはしてしまう」と、卓球に当てはめて違和感を口にした。

　また「不思議なのは、“長男は返さない”っていう、そもそもなぜ長男だけど、もう1人（いるのに）、1人だけに執着しているように外からは勝手に見える」とさらなる疑問も口にした。