夏木マリ　デビュー50周年　「東京ブギウギ」カバー　「完全に競合相手！」今秋から放送の朝ドラに対抗心

デビュー50周年の夏木マリ
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　今年デビュー50周年を迎えた夏木マリ（70）が「東京ブギウギ」をカバーする。タイトルは「TOKYO　JUNK　BOOGIE」で、4月19日に発売。今年秋には「ブギの女王」笠置シヅ子がモデルのNHK連続テレビ小説「ブギウギ」が始まるが「おそらく主題歌もブギの曲。完全に競合相手！」と、対抗心を燃やしている。

　ジャジーなメロディーと、夏木のハスキーな歌声が絡まり合った一曲。プロデュースはドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」や映画「竜とそばかすの姫」などの劇伴を担当した坂東祐大氏が務めた。かねて「年齢は記号」と言い続ける夏木だが現在、笠置が亡くなった年齢と同じ70歳。「同じ年齢ということでご縁も感じる。とにかく格好いい曲なので、みんなで聴いてハッピーになりましょう」と呼びかけた。

　1973年に「絹の靴下」で歌手デビュー。「50周年は自分にとってのお祭り。みんなで一騒ぎするにふさわしい曲を選びました」。アーティスト・夏木マリとして、アニバーサリーイヤーを駆け抜ける。　（小田切　葉月）