桂由美さん死去 鈴木紗理奈が功績を称賛「お姫様願望、桂さんのドレスで夢かなえられるように」

[ 2024年4月30日 14:27 ]

鈴木紗理奈
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 タレント鈴木紗理奈(46)が30日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、ブライダルデザインの第一人者で26日に死去した桂由美(かつら・ゆみ、本名結城由美=ゆうき・ゆみ)さんを追悼した。

 桂さんの訃報は30日、公式サイトで発表された。94歳だった。葬儀は行わず、追悼ショー(しのぶ会)を後日開催する予定。

 鈴木は「女子ってお姫様願望というか、一度はこんなふうに王子様にエスコートされてこういう服を着ていって、小さいころに見た絵本とか、物語に出てきてとか、一度は夢見たことがあると思う」と、女性目線でコメント。「桂さんがドレスを多種多様に作って、選べるようになって、結婚式で夢をかなえられるってなって」と功績をたたえた。

 「今、結婚しない人も多いけど、結婚式イコール女性のものにしてくれた。女性が夢をかなえる場、これまで人生でなりたかったものとか、されたかったことをかなえる場というのに、桂由美さんが先導してくれたなと思っていて」と、称賛を惜しまなかった。

 ユミカツラインターナショナルによると、桂さんが活動を始めた1965年当初、日本ではウエディングドレスの着用率はわずか3%だったが、現在では90%以上の花嫁が着用するようになったという。鈴木は「どんなドレスにするの?って、女子同士では話になるんですけど、ドレスって選んでいいとか、いろんなドレスがあるということを作った人ですね」と、ブライダル文化の立役者への感謝を語った。

 桂さんは1930年4月24日生まれ、東京都出身。1964年、日本初のブライダルファッションデザイナーとして活動を開始した。翌年、日本初のブライダル専門店をオープン。日本のブライダルファッション界の第一人者としてパリやNYなど世界各国30以上の都市でショーを行い、「ブライダルの伝道師」とも称される。69年にはNPO法人全日本ブライダル協会を設立。72年に元大蔵省官僚の結城義人さんと結婚し、90年に死別している。1993年に外務大臣表彰、2019年には文化庁長官表彰を受賞。

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