池松壮亮 尊敬している大物俳優の金言とは 初共演後の再会では「救われるような気持ちに」

[ 2023年3月17日 15:28 ]

池松壮亮
Photo By スポニチ

 俳優の池松壮亮(32)が17日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。尊敬している大物俳優の言葉を明かした。

 池松は10歳の時に「劇団四季」の「ライオンキング」で子役デビュー。芸歴は22年で国内外の様々な賞を受賞し、ハリウッドでもデビュー済みの実力派俳優だ。

 司会の黒柳徹子から「尊敬している佐藤浩市さんの言葉を大切にしてらっしゃると」と振られると、池松は「浩市さんって最初出会ったのが20歳ぐらいで。本当に縁のある方で、だから何度も共演させてもらってるんですけど、なんかそのたびに凄い引っかかるような言葉をいつももらっているような気がしていて」と語った。

 「最近、もうべろんべろんになりながらしゃべってたことがずっと頭の中にあって。それが“俳優とか表現っていうのは、自分の弱点、弱いところが強みになるんだ。これがやっぱり普通の仕事ではなかなかないことで、そういうことを大事にしていかないといけないんじゃないか”と言ってて」と印象に残った言葉を明かすと、「なんか表に立つ、表現をやる者として、その通りだなと思うことがたびたびあって」とかみしめるように語った。

 また黒柳が「最近“険がとれたね”って言われたんだって」とも語ると、池松は「ああ、ありました」と回顧。佐藤との初共演は警察学校のドラマだったとし、「教官と生徒で物凄い反発している役だったんですね。それが20歳ぐらいの時で。やっぱみんな話したいので、浩市さん、浩市さんってなるんですよね。で、僕はそんなことしてちゃダメだと思ってしまい、20歳の時。一言も口、利かなかったんですよ。あいさつだけはして」と当時について語ると、「そっから2年ぐらいして再会した時に、“壮亮、険がとれたな”って言われて」と続けた。

 「そんなに浩市さんって見てくれてたんだなって思って救われるような気持ちになったんですよね。物凄く共演者の一人一人を見てる人なので、見られてたんだなと思って」としみじみと話した。

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月17日のニュース